【コラム】「らしさ」を追及&追求しよう!/小槻 博文
よく「ウチらしいね〜」「ちょっとウチらしくないよ」のような会話を聞くことが多いですが、「ウチらしい」って言葉でごまかしていませんか?
私は今まで数社の企業の広報部に所属してきましたが、行く先々で「**社(その会社)らしさ」という話になりました。
この「らしさ」というのが“ブランド”であり、“らしさ”を発揮することで「さすが**さん(その会社)ですね」という評価・評判につながっていくのでしょう。
したがって「らしさ」というのは非常に重要なことなのですが、一方で「らしさ」という言葉が逃げ上戸で使用されるケースも散見します。
社内にて「おー、ウチらしいね〜」「ちょっとウチらしくないね」という言葉を日常的に聞くことが多いのですが、では「ウチらしい」とは具体的にどのようなことなのかと聞くと、大半の社員は明確に回答できなかったり、社員によって回答が異なったりすることが多々あります。結局「ウチらしい」「らしくない」という言葉でその場をごまかしてしまっているのです。
「らしさ」、つまりブランドを形成する要素がこのような状況だと、結局社員もその点が曖昧なまま個々の価値基準で仕事に取り組み、その結果外部に対する提供価値も不統一ということになってしまいます。
かと言っていきなり「ではブランド構築しよう」「ブランドを定義して社員に教育しよう」と上意下達でやっても形骸化してしまいがちなので、まずは「ウチらしさって何だろう?」と皆で考える機会を設けるところから始めてはいかがでしょうか。
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私は今まで数社の企業の広報部に所属してきましたが、行く先々で「**社(その会社)らしさ」という話になりました。
この「らしさ」というのが“ブランド”であり、“らしさ”を発揮することで「さすが**さん(その会社)ですね」という評価・評判につながっていくのでしょう。
社内にて「おー、ウチらしいね〜」「ちょっとウチらしくないね」という言葉を日常的に聞くことが多いのですが、では「ウチらしい」とは具体的にどのようなことなのかと聞くと、大半の社員は明確に回答できなかったり、社員によって回答が異なったりすることが多々あります。結局「ウチらしい」「らしくない」という言葉でその場をごまかしてしまっているのです。
「らしさ」、つまりブランドを形成する要素がこのような状況だと、結局社員もその点が曖昧なまま個々の価値基準で仕事に取り組み、その結果外部に対する提供価値も不統一ということになってしまいます。
かと言っていきなり「ではブランド構築しよう」「ブランドを定義して社員に教育しよう」と上意下達でやっても形骸化してしまいがちなので、まずは「ウチらしさって何だろう?」と皆で考える機会を設けるところから始めてはいかがでしょうか。
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