ソーシャル時代のリーダーの条件は『己を知る』/石塚 しのぶ
昨今、アメリカのビジネス界で新たな経営ツールとして注目を浴びる『戦略的企業文化』。「戦略的企業文化経営」に着手する上で第一歩となるのが、経営者自身が「己を知る」ことですが、今日はザッポス社CEOトニー・シェイ自身の「パーソナル・コア・バリュー」を紹介。
近年、アメリカのビジネス界では、企業が自社の文化をなりゆきに任せるのではなく、戦略的に設計して育成するという「戦略的企業文化」の取り組みが注目されています。全社員のベクトルを合わせることによってもたらされる結束力の向上や現場での意思決定の実践などが、企業力の増強という成果にもつながっています。
『戦略的企業文化』を組み立てる上での基盤となるのは、企業の社会的存在意義である「コア・パーパス」と「コア・バリュー(中核的価値観)」です。戦略的な企業文化を築こうという際には、まず、「わが社は何のために存在しているのか(どんな価値を社会にもたらすのか)」、そして、「会社全体でどういう価値観を共有して意思決定や行動のものさしとしていくのか」を会社ぐるみで考え、定義する必要があります。
「会社ぐるみで」考えることはもちろん重要ですが、コア・パーパスやコア・バリューには所詮、創設者や経営者の思いが色濃く投影されるものです。ですから、企業のリーダーがまず今一度我が身を振り返り、自身のコア・パーパスやコア・バリューを明確に定義することが第一歩になります。
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近年、アメリカのビジネス界では、企業が自社の文化をなりゆきに任せるのではなく、戦略的に設計して育成するという「戦略的企業文化」の取り組みが注目されています。全社員のベクトルを合わせることによってもたらされる結束力の向上や現場での意思決定の実践などが、企業力の増強という成果にもつながっています。
「会社ぐるみで」考えることはもちろん重要ですが、コア・パーパスやコア・バリューには所詮、創設者や経営者の思いが色濃く投影されるものです。ですから、企業のリーダーがまず今一度我が身を振り返り、自身のコア・パーパスやコア・バリューを明確に定義することが第一歩になります。
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