台中で「日華平和条約60周年展」
(台中 19日 中央社)1952年に中華民国と日本との間で「中日和平条約」(日華平和条約)が締結・発効後、今年で60年となったことを記念する関連史料の展示が18日、台中市内の中興大学で始まった。
展示されているのは、中日和約のほか、下関条約、カイロ宣言、ポツダム宣言、また第二次世界大戦にピリオドを打った無条件降伏の文書など、当時の国際社会における中華民国の位置づけに大きく関わる外交史料の複製品24点。
この催しは外交部と国史館の共催によるもので、中興大学では23日まで、また台北市の政治大学(25〜30日)、新北市の輔仁大学(11月2〜8日)での展示も予定されている。
なお、中日和約の発効からちょうど60年となった8月5日、同条約の署名式が行われた台北賓館でも関連の特別展が開幕、この中で馬英九総統が、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)をめぐる主権争いの棚上げと資源の共同開発を柱とする「東シナ海平和イニシアチブ」構想を打ち出した。
展示されているのは、中日和約のほか、下関条約、カイロ宣言、ポツダム宣言、また第二次世界大戦にピリオドを打った無条件降伏の文書など、当時の国際社会における中華民国の位置づけに大きく関わる外交史料の複製品24点。
なお、中日和約の発効からちょうど60年となった8月5日、同条約の署名式が行われた台北賓館でも関連の特別展が開幕、この中で馬英九総統が、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)をめぐる主権争いの棚上げと資源の共同開発を柱とする「東シナ海平和イニシアチブ」構想を打ち出した。