男子サッカー日本代表は現地時間12日、パリ郊外のサンドニでフランス代表と対戦し、終了間際に香川真司選手がゴールを決めて1−0で勝利した。中国メディア・新民網は攻撃重視のフランスが守りで油断をしていたと評する記事を掲載した。

 記事は、日本の勝利が「完全な守りの姿勢や運によるものではない」として、策動的なカウンター攻撃の威力による勝利であると評価。長友佑都選手や酒井宏樹選手が絶えずサイドから突破してパスを送り込み、フランス陣内を再三にわたって脅かしたと紹介した。

 また、香川選手がゴールを決める前にも長友選手が2度フランスを窮地に追い込む質の高いパスを出していたと指摘。プレス攻撃で点を取りに行くフランス代表は警戒が不足し、機敏かつ巧妙なカウンターを食らってしまったと論じた。

 記事はさらに、中国がフランスに1−0で勝利した2年前の親善試合の様子を、「今回と試合内容が似ている」として紹介した。(編集担当:柳川俊之)