時流的情報と恒常的情報との両輪展開(広報事例)/小槻 博文
従来労働力として有効活用されてこなかった「主婦層」に着目し、主婦層に特化した人材サービス会社として2002年に創業した株式会社ビー・スタイル。
今回は同社の広報スタートアップから現在までの取り組みについて、その奮闘ぶりを紹介する。
業界の常識を取り払い、ゼロからビジネスモデルを再構築
ビー・スタイルが設立される以前の人材派遣業界は、主婦を派遣スタッフとして活用することに消極的だった。というのも従来の人材ビジネスはフルタイムを前提としたビジネスモデルであり、パートタイムでの主婦の人材活用はフルタイムと同じだけの手間暇がかかるにも関わらず、人材派遣会社が受け取る報酬はフルタイムと比べて低くなってしまうからだ。
しかしビー・スタイル代表の三原邦彦氏は、今後の生産人口減に対応するには「外国人」「高齢者」そして「主婦層」を労働力として活用することが求められるであろうと学生時代から既に考えていて、将来はその3つの中のいずれかにて人材ビジネスを興そうと思っていたそうだ。
その後新卒で入社したインテリジェンスで、活躍していた派遣スタッフの多くが出産や育児でリタイアしていく状況を目の当たりにした三原氏は、優秀なスタッフが家庭に眠っているのはもったいない、何とか彼女たちが働く仕組みを作ることが出来ないかと考え、学生時代からの想いであった「主婦層」に特化した人材ビジネスを立ち上げることにした。
冒頭で説明したように主婦層を人材として活用することは事業性が厳しいと言われていたが、三原氏は従来の人材ビジネスの常識を一旦取り払い、ゼロベースで主婦たちの働き方に合わせて商品化を進めたり、社内のオペレーションをそれに適した形に構築したりすることによって「主婦層」を労働力として活用するビジネスモデルを創りあげた。
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今回は同社の広報スタートアップから現在までの取り組みについて、その奮闘ぶりを紹介する。
業界の常識を取り払い、ゼロからビジネスモデルを再構築
ビー・スタイルが設立される以前の人材派遣業界は、主婦を派遣スタッフとして活用することに消極的だった。というのも従来の人材ビジネスはフルタイムを前提としたビジネスモデルであり、パートタイムでの主婦の人材活用はフルタイムと同じだけの手間暇がかかるにも関わらず、人材派遣会社が受け取る報酬はフルタイムと比べて低くなってしまうからだ。
その後新卒で入社したインテリジェンスで、活躍していた派遣スタッフの多くが出産や育児でリタイアしていく状況を目の当たりにした三原氏は、優秀なスタッフが家庭に眠っているのはもったいない、何とか彼女たちが働く仕組みを作ることが出来ないかと考え、学生時代からの想いであった「主婦層」に特化した人材ビジネスを立ち上げることにした。
冒頭で説明したように主婦層を人材として活用することは事業性が厳しいと言われていたが、三原氏は従来の人材ビジネスの常識を一旦取り払い、ゼロベースで主婦たちの働き方に合わせて商品化を進めたり、社内のオペレーションをそれに適した形に構築したりすることによって「主婦層」を労働力として活用するビジネスモデルを創りあげた。
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