最近よく聞く「インバウンドマーケティング」。
でもそもそも「インバウンドマーケティング」って何だろうという方向けに改めて解説してみたいと思います。

インバウンドマーケティングって何?

昨今「インバウンドマーケティング」という言葉が主流になってきました。
この「インバウンドマーケティング」、一言でいうと「相手に気づいてもらい、相手から寄ってきてもらう」ための仕掛けづくりと言えます。
対して従来の「アウトバウンドマーケティング」は「こちらから相手のところへ出向く」といった感じでしょうか。

私はこれらを「20世紀型」と「21世紀型」と見ています。
20世紀はまだインターネットが台頭しておらず、相手に対して電話する、DMを送る、FAXを送る、出向く、などこちらから相手に対して行動を起こさなくては気づいてもらえなかったわけです。
そして顧客側にしてみても情報源が限られているため、「今すぐ必要ではないが、いざ必要となった際のために情報収集の一環で」といったように対応してくれ、場合によっては話の流れで商談成立ということもあったわけです。

しかし21世紀になりインターネットが普及してくると、いつでも情報収集できる環境が当たり前となり、必要でないときに情報収集する必要がなくなりました。
すると旧来のアウトバウンドでのアプローチは単に「うざい」というように感じられるようになってしまったのです。
また情報収集の主導権が顧客側に移ったため、仮に必要としている時にアプローチをかけられても「決して相手に乗るものか」という心理的バリアが働くようになってきました。

そうした中で「いざ必要となり情報収集する際に、自社のことに気づいてもらうためには?」ということでインバウンドマーケティングの必要性が出てきたというのが現状だと考えます。

具体的にインバウンドマーケティングでは何を行うのか?

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