ワーク・ライフ・バランスは自分自身で仕事と生活のバランスを図るだけでなく、結婚や子育てなど、人生の各段階でその配分を変えられる柔軟さなくしてその実現は容易ではない。しかしもし自分の環境変化にあわせて同じ会社内での異動が可能であるなら、たとえ組織の中で働いていたとしてもそれは十分可能であろう。

【やりがいを持てる場所で働く女性社員】
株式会社アシスト 情報基盤事業部 データベース製品統括部 高瀬 洋子
― 1997年アシスト入社、サポートセンターでOracleサポートに従事。2度の産休と育休を経た後、データベース事業部営業推進部でセミナー企画・運営や社内外Webの運用に携わった後、自ら希望して2009年データベース事業部技術部へ異動し、PostgreSQL立上げに参画。PostgreSQLの販促活動、技術支援に従事する。

高瀬洋子は、入社以来アシストでOracleのサポートを担当し、3年目に結婚、5年目に第1子出産のために産休と育休をとった。その後、再びサポートセンターへ復帰し、復帰後は、日本オラクル社のサポートセンターへ出向し、日本オラクル社内の技術情報を活用しながら、アシストのお客様からの問い合わせのバックサポートを行うという仕事に従事。

「そうしているうちに再び第2子を授かり、出産、育児休暇をとらせていただきました。2度目の復帰後は、サポートではなく当時のデータベース事業部の営業推進部に異動となり、セミナーの企画や運営、社内外Webの運用に携わりました」と高瀬は振り返る。

入社以来担当してきたサポート業務は、お客様がアシストの製品を利用する上での技術的な問い合わせに対応するというものだったが、この営業推進部の仕事は、お客様のITにおける課題解決のために、どのような提案をすべきかを考える仕事だった。


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