ソニー PlayStation Vita、世界で実売120万台を達成。ソフトは200万本

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ソニーは28日、PlayStation Vita の販売台数が世界で累計 120万台を超えたことを発表しました。PS Vita の発売は先行した日本が2011年12月17日。台湾や香港、韓国とアジア圏で展開した後、今年の2月22日には大市場である北米や欧州でも一般販売されています。一見半端な「1.2ミリオン」のタイミングで発表されたのは、米欧での立ち上げ報告+国内累計のため。また「売上」ではなく「実売」、つまり生産や出荷ではなく実際に消費者の手に渡った台数の推定です。.
参考までにこれまでの数字を挙げれば、まず国内立ち上げが発売二日間で32万台。その後アジアでの発売を経た発売約3週間(1月10日発表) の数字が実売50万台。2月26日時点で世界120万台ということは、北米と欧州の立ち上げ数日と、国内およびアジアで年末商戦期含む6週間をあわせた実売が70万台だったことになります。

またソフトウェアの販売数は、2月26日時点で世界累計 200万本。実店舗で販売するゲームカードと、PlayStation Network で販売するデジタルダウンロードを合わせた実売数。

なお国内では10か月ほど先行して2011年2月26日に発売されたニンテンドー3DSは、2011年中の電撃値下げと年末商戦のソフト充実が功を奏したためか、2011年末の時点で世界累計1503万台 (国内466万台)。その後は2月19日に、「年明け以降も好調が続いたため」国内ゲーム機史上最速の52週で実売500万台達成を発表しています。