アドバンカラーのマシンが似合うドライバーと云えば、国さん、ドリキン、MAXオリド…歴代色々いましたが、“世界”で今一番のアドバンドライバーとして認識されているのは、ラリードライバー奴田原文雄選手でしょう。


 


 


 


ランサーで、インプで、FJクルーザーで!


奴田原選手は日本でも数少ないプロのラリードライバーです。(本業がラリードライバーと云う人は非常に少ない)今年は全日本選手権だけでなくIRC(インターコンチネンタルチャレンジ)と云う国際選手権にも参戦しました。


 


 


 


全日本最終戦でのヌタさん。年齢はHPを見て驚いてくださいw


そんな奴田原選手(以下ヌタさん)がナマで語るイベントが札幌で開催されています。


「奴田原文雄ラリーミーティング」は今回で3回目、会場は宮越屋珈琲月寒店(北海道に多いこちらのコーヒーチェーンは、いろいろなイベントに会場として店舗を提供されている模様)開催日(12/1)の札幌は寒く、雪交じりの天気。店内は満員。そして、19:30、主催のモーターランドミナティ南出さんの紹介でヌタさん登場。イベントの始まりです。


 


 


 


映像を挟んでのトークショー。地元新聞に紹介された件のについてw


2011年はJRCやIRCの活動の他にナビゲーター(コ・ドライバー)としても参戦したヌタさん。
ラリーチャイナはハセプロの長谷川社長、アジアクロスカントリーでは哀川翔選手をサポートしました。哀川選手とのペアはパイクスピーク等既に経験しており、今回が三回目との事。今回のアジアクロスカントリーでは総合8位クラス2位と、哀川選手の実力も本物です。


 


 


 


哀川“アニキ”翔さんと。アジアクロスカントリーでのひとコマ


この時のマシン:FJクルーザーは3人乗り。後席にカメラマンが同乗します。インカ―映像はカメラマン自身が撮影し、外は固定カメラで撮る…が、モニターは足元!勿論ラリーカーは揺れる>酔う…顔色が青く、これは勘弁…と思ったが、流石はプロ。芳しい香りは漂って来なかったそうです。


 


 


 


いや、揺れるったって、こんなイキオイで揺れられちゃぁ…


IRCのスコットランドでは「ゴルフ発祥の地・聖地」として知られるStアンドリュースが近く、レッキ終了後にナビゲーターの市野氏(TEINのボス。大のゴルフ好き)の要望で寄り道、グッズを大人買いにつき合わされたそうな。


 


 


 


こんな由緒正しいトコの近所でもラリーが出来ちゃうヨーロッパのクルマ文化の懐は深い


この時のサービスパークは小さな飛行場で、サービスは滑走路上、パルクフェルメは格納庫。と、云う事はラリー期間中は空港は閉鎖(…懐が広いというか、シュールと云うか…)


IRCでは観戦が原則無料。車の近くで見れるSSも多く、ラリー・ジャパンでも・・・なんて問いかけにヌタさんは「何か起きた時、日本は主催者に責任を問う傾向があるけれど、ヨーロッパは原則自己責任。文化の違いが大きいので、こうはいきませんからねー。」ヨーロッパが羨ましいなぁと思う一瞬です。


 


 


 


このリゾートの辺りにサービスパークが有って…


IRCではインプレッサを使いストールレーシングのメンテナンスを受けています。(オーナーのマンフレッド・ストールは数年前迄WRCで活躍。ラリージャパンでも走りましたね。)タイヤはメーカー、本数共に自由です。
ヨコハマゴムは奴田原・新井の2台の車に対して、トレーラー1台分のタイヤを用意します。コンパウンド・サイズ(幅)の違うものを用意するが、ヨコハマではレーシングタイヤを日本でしか生産していない為、あるだけ運んで…的な対応で本番に臨んでいるそうです。ヨコハマゴムのIRC参戦はプロ―モーションだけでなく、「タイヤ開発の場としても重要な位置づけ」−です。市販車を使った競技の成果は我々が使うタイヤにもフィードバックされる訳ですね。


 


 


 


今年使ったレーシングスーツ。後ろの2着は、結構細部が違いますよ」w


また、インプレッサとランエボ(エボX)を今年実戦で使ったヌタさん。速さとしてはほぼ互角と云った感じだそうです。インプレッサは良く曲がる、走ってて楽しい…が忙しいそうで、思った程タイムが出ていない事が有るとか。ランエボはインプレッサより安定志向(車がゆっくり動く感じだとか)の動きなので、思い切って踏んで行ける様です。


21:30を超え、恒例の抽選会ではヌタさん使用の「MITSUBISHI MOTOR SPORTS」のジャケット(ロゴの仕様が1年限りの激レア)を始め、ロードブック、限定チョロQ、IRCプログラム


 


 


 


賞品の中にはIRCエントリー時のパスなんて絶対買えないモノまで!


…等が商品として提供され、ゲットしたラリーチャイナのロードブックには…


 


 


 


ロードブシケ(ブック)、スペシャルテーヅ(ステージ)…誰かア〇ン警察に連絡をw


おぉぅ、ここにもまさかの「残念クオリティー」ww 現地でこれを見た時、ヌタさんはどんな表情をしたのでしょうかね。大盛り上がりのミーティングは予定の時間を大幅に過ぎる盛況ぶりでした。


このミーティング、来年も開催予定のとの事。
今迄は募集人員が40〜50人とすくないので気が付いたら、即応募です!



ランサーで、インプで、FJクルーザーで!全日本最終戦でのヌタさん。年齢はHPを見て驚いてくださいw映像を挟んでのトークショー。地元新聞に紹介された件のについてwアジアクロスカントリーでのひとコマ哀川“アニキ”翔さんと。アジアクロスカントリーでのひとコマアジアクロスカントリー、セレモニアルスタートいや、揺れるったって、こんなイキオイで揺れられちゃぁ…こんな由緒正しいトコの近所でもラリーが出来ちゃうヨーロッパのクルマ文化の懐は深いこのリゾートの辺りにサービスパークが有って…いやー、美しい。 正に絶景です。今年使ったレーシングスーツ。後ろの2着は、結構細部が違いますよ」w賞品の中にはIRCエントリー時のパスなんて絶対買えないモノまで!チャイナラリーのロードブックです。勿論その場でサイン入りに。当然、ヌタさんの使用品。ポイントにはマーカーが。しかし、そこはかの国。ロードブシケ(ブック)、スペシャルテーヅ(ステージ)w


奴田原文雄選手のサイト“NUTAHARA.com”はこちら
モーターランドミナティのサイトはこちら


(川崎BASE)



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