ジャパネット続報! 「たかた」流の自動車販売がなぜ今始まるのか、をご説明します!
味のあるしゃべり方で人気のテレビショッピング「ジャパネットたかた」ですが、ついにクルマの取り扱いがスタートするというのは既報の通り。
とりあえずおさらいをしておきましょう。この販売プロジェクトは、環境に配慮した商品を広めたいという「ジャパネットたかた」と、環境負荷の低減に取り組んでいる「三菱自動車」が、EVの普及促進が低炭素社会の実現に重要な役割を担うという考えから通信販売について協議を重ねた結果だそうで、12月22日にテレビ東京で放送予定の番組から紹介が始まりました。
今回の提携は具体的には、
ジャパネットたかた制作の番組を通じた「i-MiEV」「MINICAB-MiEV」の商品紹介と説明。
ジャパネットたかたから三菱自動車及び同社販売会社に対するお客様の紹介。
三菱自動車販売会社による車両本体の販売及び販売に伴う諸手続きやアフターサービスの提供。
ということですから、実際の販売はディーラーが行なうのでしょうけれど、個人的にもついにそんな時代が来たかー、といった感じです。
その理由は、セールス氏から「最近は競合が減った」と言う話を聞くようになっていたからです。以前はクルマを購入する際、お目当てはA車だけどせっかくだからライバルのB車やC車も見に行って検討するのが当たり前だったと思うのですが、近年は決め打ちというと聞こえはよいですが「あちこち行くのが面倒くさい」とか「どれでも大差はない」といった理由で競合しなくなったそうなのです。これもクルマ離れですかね?
ベテランセールスのみなさん。昔よりも商談が短期でまとまりませんか?
そんな状況ですから、テレビショッピングというのはオモシロイと思います。買う気がなくても通販番組をつい見てしまうことってありますよね。ワタクシも「こんな商品があるのか」とか「あのカメラはこんな機能がついているのね」なんて勉強していたりもします(笑)。
クルマに興味のない方にも、i-MiEVを知ってもらうチャンスです。
もしかしたら、ガソリン車もCMを流すよりも、通販番組で扱ってもらった方が認知度も売り上げは伸びるかも?
いずれにせよ、クルマの買い方の多様化が進むというわけです。どんな紹介がされるのか、非常に楽しみです。
(佐藤みきお)
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