USマーカーにウインカー機能をプラスしてみよう！ 【D.I.Y特集】

裏技で、USマーカーがウインカー連動点滅仕様に！

法規によって厳格に定められている保安基準。そのひとつ、国産車標準のサイドマーカースムージングに伴い、車幅灯としてしか機能しないUSコーナーマーカーのウインカー化を実現しましょう！　これで危険だった車線変更の際にも役立つ!?

所要時間１〜２時間　難易度★★☆☆☆

 

MIYAMAウインカーポジションユニット３

（用意する工具）

ドライバー／スパナ／ニッパー／電工ペンチ／ビニールテープ／タイラップ／ギボシ端子／配線用延長コード／スパイラルチューブ（できれば）

＜作業１＞

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今回のベースカー、アリストのコーナーマーカーはフロントバンパー両サイドに位置していますので、フォグランプから裏面にアクセスできます。

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プラスドライバーで２本のビスを緩めればロックが解除され、そのままフォグランプは手前に引き抜けます。

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純正の場合はバルブ裏のコネクターを外します。写真のアリストはHID化していますのでカプラーを外します。

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腕を差し込み、コーナーマーカーに組まれたバルブソケットを半回ししながら抜き取ります。

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後付けで装着されていたコーナーマーカーは、ポジションランプの配線から電源を取り回して発光する仕組み。

＜作業２＞

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さて、まずは本体を設置します。ウインカーポジションユニット本体から伸びる黄色い＋コードの皮を剥いてエレクトロタップを装着します。

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次に、ヘッドライトアッシーに組み込まれた左右どちらかの純正ポジションランプのバルブソケットを取り出して・・・

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ポジションONの状態で、ウインカーポジションユニットのキットに同梱されている通電テスターをボディアースさせながら使い、プラスの電気が流れるコードを見つけ出しましょう。

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ポジションランプのプラス配線が識別できましたら、先ほどエレクトロタップを装着した黄色いコードを結合します。

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ユニットに通電するプラス側の配線処理を終えたら、本体から伸びる黒のマイナス線をボディアースします。

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各配線が丸出しだとDIY感も丸出しになりますので、見た目も重視する人はスパイラルチューブをコードに巻きましょう。

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高温にならず雨水にも浸されない場所（エアクリーナーBOX等）に、脱脂をしてから、ユニット本体を固定しましょう。

＜作業３＞

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ここまでできましたら、今度はユニット本体からウインカー＆マーカーへ接続するためのハーネスを配線加工していきます。

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ユニットを車体右側（エアクリーナー側）へ設置しましたので、右ウインカー用ハーネスのオス端子をエレクトロタップ化します。

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USマーカーまでユニットのハーネス長では足りないため、プラス配線用の延長コードをギボシを組み込んで製作します。

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ちょうど良い長さで両サイドにオスメスのギボシ端子を組み込んだら、スパイラルチューブを使って見た目と強度を確保します。

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このプラス配線用の延長コードは、ボディ左側のコーナーマーカーでも必要になりますので、２セット作っておきましょう。

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先ほど製作した延長コードをエンジンルームからコーナーマーカーまで引き回し、ユニットのハーネスと結合します。

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USマーカー側もポジション点灯した状態で検電テスターを使い、プラスの電流が通るコードを判別しておきます。

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そして先ほど通電を確認したプラス配線をカットします！　ポジションから伸びたコードはビニールテープで絶縁しておきます。

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カットしたバルブ側のプラス配線には、ギボシのプラス端子を組み込みます。そして本体からの延長配線と接続しましょう。

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USマーカーに先ほど取り回した延長コードを接続したら、配線が内部で遊ばないようタイラップでまとめあげておきましょう。

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ユニット本体とマーカーの配線処理を終えましたら、いよいよヘッドライトに内蔵されたウインカーユニットの出番です。

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ウインカー（ハザードでも可）を点灯させ、いつもの検電テスターで発光時に反応するプラス配線を識別します。

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作業３の?でエレクトロタップを組み込んだユニット本体から伸びるコードとウインカーのプラス配線を結合します。

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これで右側のウインカーとコーナーマーカーの配線処理が終り、ウインカーが機能するはずです。テストしましょう！

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あとは左側のマーカーも同様に処理します。ボディ逆側へ引き回す商品同梱の延長ハーネスはビニールテープでしっかり補強しましょう。

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延長ハーネスはエンジンルーム内で高温にならない場所、ラジエーター前部などを引き回してボディ左側へ導きます。

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右側同様にマーカーとウインカーの配線処理をし、最後に過電流をガードするヒューズを組み込んで作業完了です。

 

完成！

 

取材協力＝J-LUG

（増田真一）