只今鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されています。予選も地上波で放送され、TVで予選結果をご存知の方も多いのでしょうが、その結果が変更となり、小林可夢偉選手は自己最高位の7番グリッドからのスタートとなりました。


日本GP 小林可夢偉選手のスペシャルヘルメット ©Sauber (ASWebより)


予選でQ3に進んだ可夢偉選手は、コースイン後、2周でピットイン。(タイム計測は行われず)結果Q2の結果を引き継いで10番手とされていました。
しかし、Q3でミハエル・シューマッハー選手とロータス・ルノーGPの2台もタイムを記録しなかった為、予選終了後にこの件について話し合いが行われました。


F1のレギュレーションでは、予選で複数のドライバーがタイムを記録(2周続けてコントロールライン通過)しなかった場合、次のような3段階の項目で優先権を定めているそうです。
(1)予選タイムを記録するためにタイムアタックを行ったドライバー
(2)タイムアタックができなかったドライバー
(3)セッション中にピットを離れることができなかったドライバー


可夢偉選手は、問題のQ3で有効時間内にコースイン、コントロールラインを通過。その後セクター3でアタックを切り上げ、ピットに戻ったため(2周続けてコントロールライン通過はせず)、タイムアタックを行ったドライバーとして(1)に該当する。
しかし、シューマッハー選手はセッション終了時間内にコントロールラインを出来ず(1周目不通過:2に該当)、さらに、ロータス・ルノーGPの2台はピットを離れなかった為、(2)にも当てはまりませんでした。


結果、Q3でタイムを記録できなかった4選手の順位は
7位:小林可夢偉選手 
8位:シューマッハー選手
9位:ブルーノ・セナ選手:
10位:ビタリー・ペトロフ選手 となりました。 (9位,10位の決定理由はコチラから)


なお、正式グリッドは、決勝(15時スタート)の1時間前に発表されるそうです。2度目の母国グランプリを4列目7番グリッドからスタートすることになる可夢偉選手の目の前はフェラーリのフェルナンド・アロンソとレッドブルのマーク・ウエーバー。可夢偉選手は「追い抜きはないかもしれないですね!」と、とっても現実的なコメントをした様ですが、今回もQ1をトップ通過して見せたりと、何かワクワクさせてくれる可夢偉選手、決勝にも期待です。


今年のF1日本GPは地上波でも16:00からフジテレビ系列で放送されます。
TV観戦は地上波派の人も、夜迄ニュースやWebを我慢しなくて大丈夫ですね。


ワールドチャンピオン決定必至の日本GP、本日決勝です。


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(川崎BASE)




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