優勝すること、上位まで勝ち残ることに付加価値が生まれれば、選手は頑張る。選手の頑張りは試合を白熱させる。リーグ戦から熱のこもったゲームが展開されていく、と思うのだ。

ACLとの結びつきが生まれれば、ナビスコカップの活性化は進む。さらに加えて、Jリーグ勢がACLで勝てる環境作りを深めたい。

基本的には出場チームの努力に委ねられるが、スケジュールには最大限の配慮をしたい。すでに一定の措置は取られているが、ACLのアウェイゲーム直前のリーグ戦は、ホームゲームか移動の便利な地域でのアウェイゲームとしたい。

J1リーグは来シーズンから土曜日開催とになるが、ACL出場クラブの直前のゲームについては、金曜日開催も視野に入れていいと思う。とりわけ、一発勝負となるラウンド16直前のゲームは、柔軟に対応したい。

ACLで上位に進出すれば、成果をあげたクラブはもちろんJリーグの価値が上がっていく。子どもたちに夢を与える意味では普及と育成につながり、リーグにとってはスポンサーへのセールスポイントが増えることになる。

出場するクラブがアジアの舞台で安定して上位に食い込むことは (もちろん優勝が理想だが)、リーグ全体の発展に寄与すると思うのである。

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