スリープモードも搭載ウクライナ製トップブランドECOTEST【ガイガーカウンター特集:商品紹介】
チェルノブイリ原子力発電所の所在地であるウクライナ。そこで製造される放射線計測器は国際的に評価が高いものが多い。その中でもECOTEST社のガイガーカウンターTERRA-Pは便利な機能が満載だ。福島の事故以前はアメリカの通販を利用し送料込み2万円弱で入手できたようだが、需要が高騰した現在の実勢価格は約9万円台だ。GM(ガイガーミュラー)管式でベータ線とガンマ線を検知し、0.01μSv/h – 999.9mSv/hと家庭用としては十分に広範囲な線量当量率(1時間あたりの線量)を誇る。
■閉じればGM管を守り、開ければベータ線を計測するカバー付き
本機の裏にはGM管を覆うカバーがある。閉じた状態ではベータ波を遮断するので、ガンマ線だけを計測できるし、さきほど述べたGM管内封入ガスの変化を少しでも抑えることに貢献する。そして、開けた状態であれば、ガンマ線とベータ線による汚染を総合的に把握できる。また、GM管は大きいほど安定した計測結果が早く得られ、数値も安定するが、この点でもTERRA-Pの信頼性は非常に高い。
■直感的に操作できる親切設計
本体右上のMODEボタンを長押しすることにより電源on/off、ひとたび点灯したら、線量当量率計測→累積線量計測→現在時刻→アラーム表示(決められた時間作業するときに使用)と、MODEボタンひとつで簡単に切り替わる。また、しばらく放っておくと自動的に液晶表示が消え、スリープモードに入る。その間も計測は行われるので、ディフォルトの設定で0.3μSv/hを超えた時には警告音を発して知らせてくれる。命を守る機械なのだから、このくらい徹底していて当然、と思いがちだが、これほどの親切設計で右に出るものはいない
エコテスト正規販売店 株式会社アンビエント
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(MIYUKI KOMATSU)
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