東日本大震災の影響による電力不足を回避するため、政府は本日より、東京電力と東北電力管内で企業など大口ユーザーに対し15%の節電を義務付ける、使用制限を発動した。この措置が取られるのは1974年の第1次石油ショック以来37年ぶりになる。使用制限は平日の午前9時〜午後8時で期限は東電管内が9月22日までで、東北電は9月9日までとなる。これを受けて、企業では休日をずらす輪番休業や、エアコンの設定温度を高めにするなどの対応を強いられている。

この使用制限だが、故意に違反すれば100万円以下の罰金が科されるほか、震災の避難所は除外され、ほかにも病院や鉄道などは節電義務を15%ではなく10%にするなどとなっている。

今回の使用制限を行っても、電力の供給余力が3%を割り込む場合は「電力需給ひっぱく警報」を発令し、状況によっては計画停電が行われることもあるという。


電力使用制限令:きょうから発動 供給予備率1%で計画停電(毎日新聞)



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