IMG_1107


最近は日本の携帯電話会社も、海外でデータ通信が定額料金で使えるようになるなど利便性は向上していますが、1日2,000円から3,000円と安いものではありません。また、定額になるのも接続業者が限定されるなど、設定を間違えると大変なことになってしまいます。
音声通話サービスにしてもローミングで使用する場合は料金が高くなるので、現地でプリペイドなど安い料金で使えるなら選びたいところです。

今回は、台湾の台北でつかうプリペイド携帯電話や、データ通信用のSIMカードを借りる方法を紹介しましょう。


日本から台湾の首都台北に飛ぶ飛行機は、桃園国際空港か、より台北に近い松山空港へ到着します。どちらにも携帯電話会社の窓口はありますが、便数も多い桃園国際空港の方が充実しているようです。日本から桃園国際空港への便はターミナル2を利用しますが、ここには台湾モバイル、ファー・イーストン、中華テレコミュニケーションの3社が窓口を設けています。

■空港で契約しよう
どの会社で利用してもかまいませんが、携帯電話やデータ通信用の端末ごとレンタルするか、SIMフリーの携帯電話やデータ通信端末で利用できるプリペイドのSIMカードを購入しましょう。
手続き自体は、台北市内などの携帯電話ショップでも可能ですが、旅行者向けになれている係員がいる空港で手続きした方がスムーズでしょう。私の経験では、IDカードが2枚必要で、パスポートと例えば日本の自動車運転免許証などがなければ契約できませんのでご注意ください。

空港の携帯電話ショップの窓口は場所によって異なりますが、一般的に夜9時までの営業なので、台北に夜到着する米国系航空会社などを利用する方は到着すぐに空港内で手続きできません。この場合は市内のショップか松山空港で契約しましょう。



■台湾モバイルのプリペイドSIMは1800円から
SIMフリーの端末を持っている方は、台湾モバイルのプリペイドSIMカードを利用する方が多いようです。
台湾モバイルでは、インターネット5日使い放題プランでNT$350(350ニュー台湾ドル、1,000円くらい)と、ローミングするよりも格段に安く使えます。通話やインターネット含めSIMカードを買う場合台湾モバイルでは合計NT$645(約1800円、2011年6月現在)なので、1日ローミングするより安い場合があります。これで5日間つかうなら、一日あたり、400円以下となります。
アクティベーションなども窓口で教えてもらえるので、確実に使えるまではその場で設定してしまうのがいいでしょう。

ちなみに「SIMフリー」は日本語で、英語の場合「SIM unlocked」などと言いますので注意しましょう。

■台湾の主な携帯電話(行動電話)キャリア一覧

台湾モバイル (台灣大哥大)
ファー・イーストン (遠傳電信)
中華テレコミュニケーション (中華電信)
威宝電信 (威寶電信, VIBO)
亜太電信 (亞太電信)


■関連記事
掃除と同時に空気もきれいに!一石二鳥なプラズマクラスター搭載シャープ サイクロン掃除機【売れ筋チェック】
【話題】iTunesユーザーは注目!同期時に「-50」の警告が表示!
防水ビデオカメラだったら節電はどうなったのか…
清潔さへのこだわりと省エネ性アップが支持を集める!パナソニックのパーソナル冷蔵庫【売れ筋チェック】
観光旅行のついでにも行きやすい台北の電器店 NOVA、KMall