やってみよう!シナリオ設計/長尾 和彦
個々の活動を繋いでいくこと、マーケティングコミュニケーションにおけるシナリオ設計について書いてみました。
前回トリプルメディアがフレームワークの一つであり、やるべきことは、トリプルメディアについて語ることではなく、自社の活動をフレームワークに落とし込むことですよね、といった記事を投稿させていただきました。
では次に行うことは何か?それは各メディアに落とし込んだ自分達の個々の活動を繋いでいくこと、マーケティングコミュニケーションにおけるシナリオ設計になります。
このシナリオ設計には、AIDMAなど消費者の行動プロセスのフレームワークを用います。少し前にAIDMAではなくAISASじゃないの?といった議論や、最近ではソーシャルメディアの浸透により、消費者の行動プロセスは変化してきていておりどっちももう古いなんて言葉もよく耳にしますが、私はまだまだ現役で利用に耐えると思います。
詳しい理由については別の機会にしますが、AISASにおける「S(Share:共有)」を行動プロセスに入れてしまうと、消費者の定義がブレてしまうので、初期段階でのシナリオ設計には向かない。またソーシャルメディアの議論でよく指摘される「S (Sympathy:共感) 」は「プロセス(過程 )」ではなくて「プロトコル(言語)」である。というのが私の考えです。
話を戻して、具体的なシナリオ設計について説明します。
あなたの目の前に左から順番に「A」「I」「D」「M」「A」の5つのエリアがあり各エリアの間には仕切る板があります。
まず最初に、各エリアの中に前回説明したフレームワーク「トリプルメディア」で分類した各施策を入れていきます。
次に各々のエリアに置かれた施策を目的毎に右のエリアに置かれた施策と繋げていきます。
続きはこちら
前回トリプルメディアがフレームワークの一つであり、やるべきことは、トリプルメディアについて語ることではなく、自社の活動をフレームワークに落とし込むことですよね、といった記事を投稿させていただきました。
では次に行うことは何か?それは各メディアに落とし込んだ自分達の個々の活動を繋いでいくこと、マーケティングコミュニケーションにおけるシナリオ設計になります。
詳しい理由については別の機会にしますが、AISASにおける「S(Share:共有)」を行動プロセスに入れてしまうと、消費者の定義がブレてしまうので、初期段階でのシナリオ設計には向かない。またソーシャルメディアの議論でよく指摘される「S (Sympathy:共感) 」は「プロセス(過程 )」ではなくて「プロトコル(言語)」である。というのが私の考えです。
話を戻して、具体的なシナリオ設計について説明します。
あなたの目の前に左から順番に「A」「I」「D」「M」「A」の5つのエリアがあり各エリアの間には仕切る板があります。
まず最初に、各エリアの中に前回説明したフレームワーク「トリプルメディア」で分類した各施策を入れていきます。
次に各々のエリアに置かれた施策を目的毎に右のエリアに置かれた施策と繋げていきます。
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