広州アジア大会の女子テコンドー49kg級予選で台湾の楊淑君選手が失格となって敗退、台湾で反韓感情が急速に高まっている。12月2日、台湾で第54回亞太影展(アジアパシフィック映画祭)が行われる予定となっているが、主催者側は反韓感情の拡大を理由に、映画祭に韓国の芸能人を呼ばない方針であることを発表した。

 台湾メディアの報道によると、映画祭には少女時代やWonder Girlsなどといった人気芸能人も参加予定だったが、反韓感情の拡大を理由にキャスティングを見送った。また、台湾のネット上では、韓国の芸能人の楽曲で、韓国を批判する替え歌も流行しているという。

 台湾では音楽ランキングから韓国の芸能人の名前が消えるほど、反韓感情が拡大。日本でも活動する少女時代は台湾でも大きな人気をほこるが、少女時代の楽曲もランキングでは下降ぎみだ。

 台湾での反韓感情がこのまま収束しなければ、台湾で活動する多くの韓国人芸能人にとっては自身の生活に直結する死活問題となりかねない状況だ。(編集担当:畠山栄)



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