アンパンマンになった日本人はどこへ行く?/荒川 大
「♪愛と勇気だけがともだちさ〜」という友達のいないアンパンマンになった日本人が、これから向かう先について…ちょっと気になっています。
「経済大国日本」というフレーズがいつまで使えるのか分かりませんが、今の日本経済の動きを見ていると、「気の持ちよう」でしょう…と感じることが少なくありません。
日本のGDPにおける内需の割合は80%を超えており、本来「円高」は日本企業にとって追い風になっているはずなのです。海外でのビジネスが儲からないから問題だと言いながら、最近の半期決算はどこも黒字です。
日本の国債もその多くが日本の中に滞留しており欧州のような財政危機は近くもなく、日本人の個人金融資産が1400兆円あって、上場企業の内部留保も200兆円残存しているというニュースを見るたびに、日本経済の将来性に期待が持てないという「発想」また、その発想を生む「政治屋」によってつくられた世界ではないかと感じるわけです。
もっとも、このまま円高が続けば、海外志向の大手企業は内部留保を切り崩していく必要がありますから、永続的な発展という責務を全うするためには無茶な投資や採用は行われず、内需が停滞していき、高齢化が加速する2020年までずっと我慢を強いられることになるのかもしれません。ここのところは半信半疑ではあるのですが・・・。
さて、今更こんなコラムを書いたところで、多くの方々が十分に理解している内容であり、WEB上に余計なコンテンツを増やすだけのことでもあるのですが、最近感じたこともあって、あえて書いてようと思ったのです。
それは、フランスのパートナー企業と新規事業についていろいろと情報交換を進めているのですが、現在の大規模なデモやストライキについて背景や影響、公共交通機関や公共施設などの機能低下について教えてもらっている状況です。
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「経済大国日本」というフレーズがいつまで使えるのか分かりませんが、今の日本経済の動きを見ていると、「気の持ちよう」でしょう…と感じることが少なくありません。
日本のGDPにおける内需の割合は80%を超えており、本来「円高」は日本企業にとって追い風になっているはずなのです。海外でのビジネスが儲からないから問題だと言いながら、最近の半期決算はどこも黒字です。
もっとも、このまま円高が続けば、海外志向の大手企業は内部留保を切り崩していく必要がありますから、永続的な発展という責務を全うするためには無茶な投資や採用は行われず、内需が停滞していき、高齢化が加速する2020年までずっと我慢を強いられることになるのかもしれません。ここのところは半信半疑ではあるのですが・・・。
さて、今更こんなコラムを書いたところで、多くの方々が十分に理解している内容であり、WEB上に余計なコンテンツを増やすだけのことでもあるのですが、最近感じたこともあって、あえて書いてようと思ったのです。
それは、フランスのパートナー企業と新規事業についていろいろと情報交換を進めているのですが、現在の大規模なデモやストライキについて背景や影響、公共交通機関や公共施設などの機能低下について教えてもらっている状況です。
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