NTTドコモが4月1日に満を持して発売したソニー・エリクソンのAndroidスマートフォン「Xperia(SO-01B)」が同社のスマートフォンの中で歴代最高の販売台数を記録したことが明らかになりました。

なお、同社がこれまでに発売したスマートフォンの販売台数も参考として公開されていますが、非常に興味深い内容となっています。

詳細は以下から。
Selectamobile - Sony Ericsson Xperia X10 Japan Is Docomo's Quickest Ever Selling Smartphone

イギリスで携帯電話市場の調査を手がけるSelectamobileの調査によると、ソニーグループの携帯電話メーカーで、イギリスのロンドンに実質的な本部機能を置くソニー・エリクソンがNTTドコモ向けに発売した「Xperia(SO-01B)」が発売3週間で12万台を売り上げたそうです。

NTTドコモは発売当初10万台の在庫を用意していましたが、わずか10日間で売り切れてしまい、4月中旬に5万台、そして4月下旬に3万台の追加発注を行ったとのこと。

この販売台数はNTTドコモが過去に発売してきたスマートフォンの中で過去最高とされており、比較対象として同社が発売した国内初のAndroidスマートフォン「HT-03A」やアメリカで高い人気を誇る「Blackberry Bold」、東芝のハイエンドWindows Mobileスマートフォン「T-01A」の販売台数が掲載されてます。以下が販売台数。

・HT-03A:発売10ヶ月で8万台


・Blackberry Bold:発売1年2ヶ月で6万台


・T-01A:発売10ヶ月で6万台


年度半ばにiモードメールアドレスを利用できるようになるほか、Android1.6から2.1へのバージョンアップが予定されているなど、今後も使い勝手が改善されていく予定となっているXperiaですが、はたしてどれだけ売り上げを伸ばすのでしょうか。Androidプラットフォームの今後を占う重要なファクターとなりそうです。

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