男性参加者も増加!「ピンクリボンスマイルウオーク」レポート

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10/4、乳がんの早期発見を訴えるピンクリボンフェスティバルの一環として「ピンクリボンスマイルウオーク」が東京ミッドタウン(東京都港区)で開催された。ゲストとして、乳がん体験を持つ山田邦子さん、スポーツキャスターの荻原次晴さん、小谷実可子さんらが一般参加者とともに都心を歩いた。

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12キロと6キロのコースにわかれ、約6000人が参加。東京ミッドタウンのミッドタウンガーデンを起点に、六本木ヒルズや表参道などを行進した。参加者は街並みを楽しみながら、都心を訪れた人々にピンクリボンの存在をアピールした。

完歩後には、山田さんが主宰し歌手の米良美一さんらを迎えた 「スター混成合唱団」が「もののけ姫」などを合唱。続いて行われたトークショーでは、山田さんが中心となり自らの乳がん体験を披露した。がん告知やマンモ検診にまつわる話をジョークを交えながら語り、参加者は笑いに包まれた。

「私は明るくて元気な人間と自分でも思っている。それでも闘病中に落ち込むこともある。みんないっしょだと思うと気が楽になるから、1人で抱え込まないでほしい」という山田さんの締めのメッセージに、会場からは自然に拍手が沸き起こった。

第1回(03年)の1000人から約6倍に参加者が膨れ上がったスマイルウオーク。当初から参加している荻原さんは「第1回に比べ、男性参加者の姿が多くなってうれしい」と感慨深げ。今後も女性のみならず、男性にも乳がん検査の認知と理解を求め、さらに活動を続けていく。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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