シスメックスフィギュアスケートチームによるミニスケートショー

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 神戸で唯一の通年型アイススケートリンク「Sysmex Kobe Ice Campus」(神戸市中央区)が、オープンから1年を迎え、27日、記念イベントが開かれた。

 同スケートリンクは、元フィギュアスケート選手の坂本花織さんと三原舞依さんが、現役時代に「神戸に通年で利用できるアイススケートリンクがない」と要望したことをきっかけに建設され、去年オープンした。2人はこのリンクを拠点に練習を重ね、坂本さんは今年、ミラノ・コルティナオリンピックで銀メダルを獲得、世界選手権では3連覇を達成した。現在2人は、シスメックスフィギュアスケートチームのアンバサダーを務めている。このリンクは同チームほか、アイスホッケークラブ「スターズ神戸」の拠点にもなっている。一般の利用も可能で、大人から子供まで多くの人が1年を通じてスケートを楽しんでいる。

オープニングセレモニーにピカチュウとともに登場した三原舞依さん(左)と坂本花織さん(右)

 記念イベントには、抽選で選ばれた約200人が参加。オープニングセレモニーで坂本花織さんは「この1年で、世界で活躍する人、日本で活躍する人がすごく増えてうれしい。これからもアンバサダーとして盛り上げていきます」とあいさつ、三原さんも、「きょうはたくさん滑って、素敵な時間を過ごしてください」と参加者に語りかけた。

 この後、参加者はリンクを滑走。スピードに乗って滑る人や、支えられながら滑る人、手すりにつかまりながら滑る人など、子どもから大人まで思い思いのスタイルで氷の上の時間を過ごした。

思い思いに滑りを楽しむ参加者たち

 また初心者を対象にしたミニスケート教室では、三原さんや壷井達也選手がアドバイスを送ったほか、スターズ神戸の選手たちによるエキシビションでは、迫力あるプレーとその音を間近で体感した。最後は、シスメックスフィギュアスケートチームによるミニスケートショーが行われ、参加者たちは目の前で繰り広げられる演技に大きな拍手を送った。

ミニスケート教室でアドバイスを送る三原舞依さん
スターズ神戸選手によるエキシビション
スターズ神戸選手によるエキシビション
シスメックスフィギュアスケートチームによるミニスケートショー
坂本花織さん

 壷井選手は「去年ここがオープンして恵まれた環境で1年を過ごすことができた。これからも応援をお願いします」とあいさつ。三原さんも「今後もいろいろなところで滑る機会があるのでここでしっかり練習します。そして選手への応援もお願いします」と後輩たちへの愛を見せた。坂本さんは「暑い中、涼みに来ていただきありがとうございます」と、笑いを誘ったうえで、「現役最後のシーズンを、このような素晴らしいところで練習ができて、思うような成績を残すことができました。シスメックスのフィギュアチームはこれからも頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします」と締めくくった。

シスメックスフィギュアスケートチーム 左から 壷井達也選手、三宅咲綺選手、上薗恋奈選手、三原舞依さん、坂本花織さん

 三原さんのファンで参加したという女性は、「スケートは50年ぶり。でも舞依さんと同じリンクで滑ることができるなんて夢のよう」と話した。また、坂本さんのファンという男性は「北海道から来ました。演技を間近で見られて来たかいがありました」と笑顔だった。