リーガ・エスパニョーラのビジャレアルが、リーグ・アンのランスに所属するマリ代表MF、セイドゥ・ケイタ(27)について、ランスに情報を求めた模様。フランスのサッカー専門サイト「フットボール365」が報じている。

 ケイタはこれまで7シーズンにわたってリーグ・アンでプレー。昨シーズンまでもランスで安定した働きをしてきたが、今季は驚異的な飛躍を見せ、UNFP(プロサッカー協会)のべストイレブンに選ばれた。キャプテンとして37試合に先発出場した今シーズン、守備的MFながら11ゴール(うちペナルティーは1点)をあげている。昨シーズンまでが146試合で8得点だったから、一躍注目を浴びるのも当然だ。

 ケイタにはこのほか、バルセロナをはじめ、バレンシア、サラゴサ、アトレチコ・マドリーなど、スペインの複数クラブが注目している。契約は2008年まで残っているが、ランスは高額のオファーがあれば移籍を認める方針だ。