シーズン終了後の移籍が、昨年同様まず監督の交代劇からはじまっているリーグ・アン。優勝チーム、リヨンのウリエ監督が辞任したことを皮切りに、リヨンはソショーのペラン監督を、ソショーはル・マンのアンツ監督を迎えるという“椅子とりゲーム”が展開している。

 ソショー入りが正式に決まった2日、アンツ監督はレキップ紙に「自分にとって、ある意味で昇進に値する」と喜びを表した。2004年12月から率い、リーグ・アン昇格に導いたル・マンを離れることについては、「感慨はある。ル・マンとともに新たな冒険を続けることも可能だった。しかしひとつのサイクルが終わりを迎えたと思う」と理由を説明した。

 空席となったル・マンの新監督には、トロワのフュルラン監督が候補に挙がっている。ただしレキップ紙によると、ボルドーのリカルド監督が辞任する可能性があり、フュルラン監督はその後任として誘いを受けている模様。リカルド監督はモナコ入りが噂されている。