29日付のレキップ紙によると、リヨンがリールの主力2選手の獲得に動いている。1人は昨年から狙っていたマチュー・ボドメール(24歳)。190センチの長身MFで、今シーズン前半、8得点をあげて大きな注目を浴び、一時は初の代表入りも噂された。ただし第18節以降は無得点に終わっている。リールとの契約は2011年まで残っているが、パリ・サンジェルマン、リバプールも関心を寄せていると伝えられる。

 もう1人は、今年度のUNFP(プロサッカー協会)ベストイレブンに選ばれたアブドゥル・カデル・ケイタ(25歳、コートジボワール代表)。こちらも昨シーズンからリヨンが獲得に動いていた選手で、そのときは800万ユーロのオファーを提示したとされる。1年後になって、リヨンのオラス会長は2200万ユーロを提示する準備がある模様。ボドメールと同じく、リバプールも狙っている。

 なおもう1人、ビッグクラブから注目を集めるリールの選手に、ジャンII・マクーン(23歳、カメルーン代表)がいるが、こちらは残留を決めた模様。