小さいのにちゃんとBOSEの音。SoundLink Micro新モデルでいつでも音楽を
BOSE(ボーズ)といえば、そのブランド名だけで音への安心感があります。
9月に発売されたポータブルスピーカー「Bose SoundLink Micro Portable Speaker (第2世代)」。再生最大12時間とバッテリーが初代から2倍になった新モデル。米Gizmodoがレビューしました。
個人的な話ですが、僕はコンパクトなガジェットに惹かれる傾向があります。iPhone miniも好きだったし、 Samsung(サムスン)のGalaxy Z Flipも好き。ハンドヘルドのゲーム機ならPanicのPlaydateも好き。
そんなコンパクトガジェット好きな僕ですが、ポータブルBluetoothスピーカーだと話は変わります。オーディオ好きなので、どうしてもスピーカーはある程度のサイズ感が必要になると考えているからです。大きい方が振動で動く空気も大きく、低域も効くし、音量も上がるし、歪みも少ないと思います。
とはいえ、ポータブルスピーカーは当然「ポータブル」でなくちゃいけません。ポータブルで最重要なのは、小型化すること。オーディオにはどうしても犠牲を払うことになります…。でも、 SoundLink Micro Portable Speaker 第2世代(以下SoundLink Micro)悪くないんですよ。結構いいんです。
さすがBOSEの音!
129ドル(日本国内価格:1万5400円)のSoundLink Micro、ふだん使いしようかなって初めて思えた小型ポータブルスピーカー、かも。
理由はなんといってもその音。SoundLink Plusと同様に音がいいのに、その物理的サイズは1/3ほどというね。もちろん音がいいと言っても、SoundLink Plusと同等の低域や音量を期待したらダメです。ただ、スピーカー外観から想像するよりずっといいのは確か。
他社製品でいうとJBL Gripほど音は大きくないけど、音質は圧倒的にいい。あくまでもこのサイズのスピーカーでの話ですが、音がいい。高域はちょっと苦戦する(若干キンキンしちゃう)シーンもありましたが、それでも音がいいという感想を変えるほどではありません。
ポータブルスピーカーなので、マンハッタンのワシントンスクエアパークにこれを持って出かけてみましたが、ボリュームも音も満足。ジャズ、ファンク、アンビエントミュージック、ロックとありとあらゆるジャンルの曲をかけてみましたが、BOSE好きがBOSEに求めるBOSEの音がちゃんとしました。
個人的には音量や低域よりポータブル性を優先させることはほぼないんですが、それでも、もしスピーカー持ってお出かけすることがあれば、絶対SoundLink Microにしようと思いましたね。登山とかハイキングに持って行きたいです。
持ち運ぶスピーカーなので、タフさも求められます。SoundLink Microの防水防塵性能はIP67。一般的なアウトドアならサバイブできる基準です。外でちょっと砂をまぶした(?)SoundLink Microを帰宅後に水で流してみました。当然、この程度なら問題なしです。積極的な落下テストはしなかったものの、これまた一般的かつ常識的な使用での落下には耐えうる頑丈さはあります。
バッテリーとストラップがグレードアップ
初代モデルからのアップデートとして賞賛すべきはバッテリー。初代は音楽再生最大6時間と悪くはないけどよくもない、ポータブルなんだからもうちょっと頑張って欲しいと思う数字でした。
そもそもBluetoothスピーカーって充電するのを忘れやすいし、毎日充電するアイテムではないですからね。それが、今回第2世代になってバッテリー持ちは2倍の12時間に! 音量によってバッテリー持ちは変わりますが、レビューで使った印象では、BOSEが宣言する12時間とほぼ同じ意見です。12時間は業界最長ではまったくないものの、スピーカーのサイズを考えると優秀かと。
ストラップも初代からアプデされて注目すべきところ。マジックテープのストラップは取り外し自由。散歩中にパンツのベルト通しにかけて吊るしてみましたが(ちょっと恥ずかしかった)、不安定さなし。使い勝手はいいと感じました。
初代のmicroUSBからUSB-Cにポート変更されたものよし。BOSEアプリでできること(イコライザーなど)が増えています。スピーカーのショートカットボタンに好きなタスクをプログラムできるのもよし(このボタン、デフォルトだと2台のスピーカーの同期が割り振られています)>。
気になるところも…
1つ昨今のオーディオ機器にはあるあるだけど、SoundLink Microにはないものが…。
それはマイク。内蔵マイクがないので音声アシスタントも使えません。ただ、個人的にはないならなくてもいいかなという気がします。だってポータブルスピーカーだしさ。
ポータブルスピーカーでいえば、リュックやベルトに装着できる想定のこの手のスピーカー、指向がユーザーに向かいてない設計なの、いつも不満に思うんですよね。僕じゃない方向いてるなって。まぁ、どうにもならない話です。
SoundLink Microでいえば、一番気になったのは置き方。縦置きが非常にしづらい。コロンってなっちゃう。背面にちょっとしたキックスタンドがあればなと思いました。
総評
さすがBOSE、小型Bluetoothスピーカーでも音がいい。バッテリーが初代から向上。
ただ、ポータブルBluetoothスピーカーって、そもそもユーザーの幅が広くないとは思います。アクティブで持ち歩きが多いという特定の人向けスピーカーなんですよね。
ゆえにそのタイプの人=ポータブルを重要視する人には、SoundLink Microは最初におすすめしたいスピーカーです。同じくコンパクトなJBLのGripよりも少しだけ高いですが、その音は価格差以上!(音量ならJBLの勝ち)。
コンパクトBluetoothスピーカーに多くを求めてはいけません。いけませんけど、SoundLink Microならある程度求められてしまうのです。
いいところ:ポータブルスピーカーとしてはかなり音がいい、バッテリー向上、ストラップがよくなった、防水防塵IP67
残念なところ:縦置きしずらい、人によってはストラップはいらない

Source: BOSE
