4発快勝に導いた森保一監督「耐えてくれた」守護神を絶賛 12年ぶりにアジア最終予選で首位ターン
◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第5戦 インドネシア0―4日本(15日、インドネシア・ジャカルタ)
3勝1分けでC組1位の日本(FIFAランキング15位)はインドネシア(同130位)と対戦した。4―0で快勝し、最終予選4勝1分け負けなし。日本代表記録を更新する26試合連続得点をマークした。
森保一監督は試合後、序盤に相手の攻撃をしのいだことが試合の流れを引き寄せたと力説。「最初のビッグチャンスがインドネシアの方にあった。そこを全体でカバーして最後は(GKの)ザイオン(鈴木彩艶)が止めてくれた。難しい、耐えないといけないところを耐えてくれたのが勝因」と前半9分にカウンターから許した1対1のピンチを防いだ守護神を称賛した。
会場のグロラ・ブン・カルノ・スタジアムには相手サポーターがつめかけ、完全アウェー状態。それでも「自分たちの流れに持っていこう、と。三笘、堂安が守備の方でもしっかりと力を発揮して貢献してくれた」と日本のペースに導いた両翼の存在も大きかったと強調した。
アジア最終予選を首位で折り返すのは、2012年9月のザッケローニ監督体制以来となる。「うれしいです。超アウェーの中で本当に厳しい状況でしたけど、たくさんの日本人が来てくれて『念』を送ってくれたことが、選手たちが耐えること、走り抜くことにつながった」と声援に感謝していた。