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 ◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第2戦 日本6―3韓国(2024年11月15日 台北D)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は15日、各地で1次ラウンドが行われ、B組の日本代表「侍ジャパン」は台湾の台北ドームで行われた第2戦で宿敵・韓国と対戦。シーソーゲームを制して開幕2連勝を飾った。

 侍ジャパンはこれで国際大会21連勝。強化試合を含めた国際試合は27連勝となっている。

 2―3で迎えた5回、2死走者なしから辰己(楽天)、森下(阪神)、栗原(ソフトバンク)の3連続四死球で満塁とし、6番の牧(DeNA)が中前に2点適時打を放って一気に逆転。これが決勝点となった。

 4―3で迎えた7回には4番の森下が左中間スタンドへ貴重な追加点となる1号2ラン。リードを3点に広げると、8回は藤平(楽天)、9回は守護神・大勢(巨人)が抑えて逃げ切った。

 藤平はオーストラリアと対戦した13日の初戦(バンテリンD)に続いてまたも3者連続奪三振の好リリーフ。これで6者連続奪三振とし、決め球は全てフォークボールとなっている。

 先発右腕・高橋宏(中日)が2回に3安打を集中されて1点先制を許したが、その裏、森下、栗原の連打で無死一、二塁のチャンスを築き、2死後に紅林(オリックス)の左前2点適時打で逆転。だが4回、高橋宏がパク・ドンウォンに同点ソロを浴びた。

 2―2で迎えた5回には2番手左腕・隅田(西武)が代打のユン・ドンヒに左中間へ適時二塁打されて勝ち越しを許したが、その裏に2点奪い返して逆転し、勝ち切った。

 高橋宏は8三振を奪うも4回で78球を投げ、7安打2失点で降板。2番手の隅田が3回3安打1失点で勝利投手となっている。