大谷翔平が凄すぎて…米ファンが忘れていた“本来の姿” 受賞ラッシュで発覚
15日はハンク・アーロン賞など1日で“3冠”受賞
ドジャース・大谷翔平は14日(日本時間15日)、卓越した打者をファン投票などで選出する「ハンク・アーロン賞」、最優秀指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」、今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」の指名打者部門で「ファーストチーム」に選出された。1日で“3冠”の受賞ラッシュ。米データ会社は改めて今季の活躍を紹介し、反響が広がっている。
大谷は昨年12月に10年総額7億ドル(約1095億円)でドジャースに移籍。1年目はレギュラーシーズン159試合に出場して134得点、54本塁打、130打点、出塁率.390、長打率.646、OPS1.036、99長打、411塁打、ISO(長打率-打率).336、本塁打率11.78の“リーグ10冠”。打率.310、59盗塁は同2位と圧倒的な成績を残した。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」はこの日、MLBの各賞が発表される中で自社X(旧ツイッター)を更新。大谷の写真と、今季残した主な成績「134得点、197安打、54本塁打、130打点、打率.310、出塁率.390、OPS1.036」を示しながら「この選手が来季エースになることを想像してみなさい」と添えて投稿した。これに米ファンも反応。「ちょっと待って、彼は投球もできるのか?」「願わくば彼が元気なことを」「あなたたちのチームは1940年以降で最高のシーズンを過ごしたばかり」などとコメントが寄せられた。
昨年9月に右肘手術を受けた影響で、2019年以来の打者専念のシーズンとなった中、3冠王に迫る活躍に加えて、史上6人目の「40本塁打-40盗塁」を通過点に前人未到の「50-50」も達成した。“打者だけ”でも圧倒的な活躍を見せたがゆえに、二刀流だった事実を忘れる人もいたのかもしれない。(Full-Count編集部)