今年は友人家族と我が家で「クリスマス会」を開きますが、共働きのため掃除が間に合わないかも…夫と「業者に掃除を頼もうか」と話していますが、どのくらい費用がかかるのでしょうか?

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年末が近づき、クリスマス会など家族や友人を招いてホームパーティーを企画するご家庭も多いのではないでしょうか。来客前に家をきれいに整えたいものの、共働きで忙しく、掃除の時間が取れない……と悩む方も多いでしょう。そんな時は、清掃業者に頼んで家全体を整えてもらうのも一つの方法です。 本記事では、清掃サービスの内容や費用の目安、業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。イベント前に家を整え、安心しておもてなしできる準備を整えましょう!

清掃業者に依頼できる“徹底お掃除”とは?

清掃業者は、特に忙しい時期やイベント前に利用される便利なサービスです。なかでも「ハウスクリーニング」と呼ばれるサービスは、家全体を隅々まできれいにしてくれます。表1のサービス内容にあるとおり、普段手が回らないところもすっきりと仕上げてくれるので、大掃除をプロに頼むと家族の負担が減り、安心してパーティーの準備に集中できます。
【表1】清掃業者の主なサービス内容

掃除箇所 サービス内容 キッチン 油汚れがこびりつきやすいレンジフードやコンロ周り、シンクの洗浄 浴室 カビや水あかがたまりやすい浴室全体の掃除 トイレ・洗面所 トイレや洗面台周りを徹底的に清掃 リビング 床の掃除、窓やサッシの清掃、カーペットの洗浄など

全体のセットプランもあり、複数の箇所をまとめて依頼することで割安に利用できる場合も多いです。必要な箇所を選んで依頼したり、オプションを追加してカスタマイズしたりすることも可能です。家全体から水回りやリビングのみの部分清掃まで、ニーズに合ったプランを選びましょう。
 

清掃依頼、気になる費用相場

清掃費用は、掃除する範囲やオプションの内容によって異なりますが、おおよその相場は表2のとおりです。
【表2】清掃料金相場

清掃箇所 料金相場 エアコン(基本機能) 8000~1万5000円 浴室 1万2000~1万9000円 キッチン 1万2000~2万円 トイレ 6000~1万円

全体クリーニングのセットプランは、1LDKの場合で2万8000~4万円程度、3LDKの場合は5万~1万1000円程度が目安です。LDK以外にも広めのリビングや複数の浴室などがある場合は、さらに高額になる可能性があります。
また、料金を抑えたい場合は、掃除する箇所を絞るのも一つの方法です。たとえば、キッチンとリビングのセットや水回りのみの依頼にすると、単体で依頼するより割安になることがあります。
 

清掃業者を選ぶ際のポイント

清掃業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえて自分に合ったサービスを選びましょう。
口コミや評価は重要です。清掃の質やスタッフの対応について、実際の利用者の感想が口コミサイトやレビューで確認できます。プラン内容が明確で、追加費用が発生しないかを見積時にしっかり確認しておくことも大切です。
また、セットプランの有無も確認しておきましょう。複数の掃除箇所をまとめたプランを提供する業者も多く、キッチンとリビング、浴室とトイレなど、よく使う場所をまとめて依頼すると効率的です。
清掃業者の選択時には損害賠償保険への加入状況も確認するといいでしょう。万が一、作業中に家具や設備が傷ついた場合に補償されるかどうかは、事前に知っておくと安心です。
清掃資格を持つスタッフがいるかも、業者の質を見極めるためのポイントです。清掃業界では、資格保持者が在籍していることで技術や対応の質に信頼感が高まります。
さらに、相見積もりを取ることで、適正な価格やサービスを比較し、自分のニーズに合った業者を見つけやすくなります。
最近では、オンラインで予約や見積もりを簡単に取れる業者も増えています。年末には割引プランが提供されることもあるため、こうした要素を事前に比較して、より良いサービスを選びましょう。
 

プロの掃除で安心! 楽しいクリスマス会を迎えるための準備を

家族や友人とのクリスマス会を存分に楽しむためにも、事前の準備が欠かせません。特にお掃除は家の印象を左右するため、せっかくなら清掃業者に依頼して、家をぴかぴかに整えましょう。プロに依頼することで、普段の掃除では取り切れない汚れや見落としがちな場所までしっかりきれいになり、クリスマス会も気持ちよく迎えられます。
清掃業者をうまく利用すれば、共働きの忙しいご家庭でも、準備に手間をかけずに「おもてなし」の心が伝わる家の雰囲気を整えられます。家族の負担を減らしつつ、リラックスして当日を楽しむために、ぜひ一度業者への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社ゼロアクセル おうちにプロ ハウスクリーニングの料金相場は?賃貸から一戸建てまでの費用を紹介
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー