J2最終節で繰り広げられた白熱の攻防戦が話題(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

写真拡大

栃木と徳島の試合は0-0で終了

 混戦を極めた2024年のJ2リーグは、最終節まで決死の守備で奮闘するシーンも多々あった。

 11月10日の第38節栃木SCと徳島ヴォルティスの一戦は0-0のドローに終わったなか、試合中の激しい攻防が話題を呼んでいる。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルも取り上げたのは、後半12分からの約30秒間。徳島が右サイドを攻め込みFWブラウンノア賢信がクロスを上げると、これが右ポストに直撃。跳ね返りをMF児玉駿斗が広いペナルティーエリア内のFW渡大生へスルーパスを通す。

 渡の右足シュートは栃木GK丹野研太が弾き、そのこぼれをDF福島隼斗がポストに直撃しつつも間一髪でカバー。再びルーズとなったボールに渡が反応するもゴール前でクリアされる。その後も徳島が波状攻撃を仕掛け、最後はペナルティーエリア外から児玉が強烈なミドルシュートを放つも、ポストに弾かれゴールを割ることができなかった。

 栃木の決死の守備と、徳島の猛攻が光ったワンシーン。「ヒヤッとする」「ナイス守備」「決めたかった」「ポストってこんな音響くんだ」と話題を呼ぶ。90分間を0-0で終えることとなった両チームだが、お互い勝ち点3を目指した見どころ満載の場面となっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)