負傷した谷口について言及した藤田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 シント=トロイデン(STVV)のDF谷口彰悟は11月8日のメヘレン戦でアキレス腱断裂の重傷を負い、長期の戦線離脱が決定。11月15日にインドネシア代表、19日に中国代表と北中米ワールドカップ予選を戦う日本代表への参加も辞退となった。

 STVVのチームメイトであるMF藤田譲瑠チマは、11日にインドネシアのジャカルタで行なわれた日本代表の練習後に取材に応じ、先輩DFの故障についてこうコメントした。

「シンプルにすごく活躍していたというか、支えてもらってましたし、代表でも大きく貢献していた選手だった。すごく悔しそうな表情をしていましたし、その分も頑張りたいなと思います。相当悔しかったと思いますし、そういう気持ちは伝わってきた」
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 ベルギーを発つ前に、その谷口からはこんな言葉を掛けられたという。

「前回の試合、自分たちはたぶん一番遅く合流したので、練習時間とか、期間も少ない中でのサウジ戦だったんですけど、今回に関しては一番初めに合流できて練習の日数も4日間あるんで、しっかりと見せてこいよと言ってもらえましたし、とにかく頑張ってという話もしてもらいました」

 無念の離脱となった33歳の思いも背負い、インドネシア戦に挑む。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)