フロリアン、日本のアニメに救われた過去を語る「刑務所行ってたかも」

フランス人のフロリアン氏が、自身のYouTubeチャンネルで「日本大好き！日本の文化に救われた、感謝してるフランス人の話」と題した動画を更新。幼少期からの自身の生活と、日本文化が彼の人生にどのような変化をもたらしたかについて語った。フロリアン氏は、「日本のアニメや文化に出会わなかったら、刑務所に行っていたかもしれない」と振り返り、過酷な青春時代を回顧。彼の生まれ故郷であるルワンの治安の悪さを述べつつ、スケートパークでの少年時代の経験が語られた。

動画内でフロリアン氏は、スケートパークのコミュニティに所属していた当時、何度も大人数のグループにアタックされるなどの経験を重ねたことを明かした。「でも、日本のアニメや音楽を見たり聴いたりしていなければ、全然違う人になっていたと思う」と語り、日本の文化が自分を犯罪から遠ざけたことを感謝した。

フロリアン氏はまた、10代のころはヤンキーの友人たちと共に「薬や喧嘩、泥棒」などを目の当たりにしていたが、そこから抜け出すきっかけとして日本のアニメがあったと述べた。特に、ラップやロックの音楽と対照的に、「日本のアニメや音楽が自分にとって究極のものだった」と振り返る。

その後、海軍に入隊して新しい生活を開始。日本への強い憧れから実際に日本を訪れた際、「予想以上にフィットした」と感動をあらわにした。「日本に来て、友達もできて幸せを見つけたんです」と、日本での生活が自分の人生に深い影響を与えたことを強調した。

動画の締めくくりには、「自分の家族や子供たちには自分のしたい生活を見つけられるよう、良い道を探してあげたい」という願いを込め、視聴者に感謝の言葉を述べた。また、今後のプロジェクトに向けての意欲を示しつつ、チャンネル登録を呼びかけた。