三宅健の高齢者への配慮に欠ける発言には批判が集まった

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 11月7日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、元V6・三宅健の放ったひとことが、物議を醸している。

「番組のテーマは『日常の不満38連発! 秋のデトックス祭り』でした。出演者が、日々の不満や鬱憤をぶちまける内容で、出川哲朗さん、オードリー春日俊彰さん、高橋みなみさん、岡田紗佳さんらが出演しました。

 そのなかで三宅さんが『自覚のない歩行者』として、『夜、黒い服を着ていることを自分でわかっていない人』をあげました。『夜って、道路に黒い服は溶け込むんですよ。だけど、自分が溶け込んでるっていうことをわかってなくて車道を歩いてる人とか。車で走ってたりすると、危ないなってよく思うんです』と危険を訴えたのです。

 これに、MCのダウンタウン・浜田雅功さんが『それは何? ひいたことあるってこと?』『おかしいやん。なんぼ黒でもさ、わかるやろ』と突っ込んでいましたね」(芸能記者)

 夜道を黒い服で歩く人にヒヤッとする、という主張なら、まだわからないではないものの、話題となっているのは、この後の発言だ。三宅はこれでスイッチが入ってしまったのか、こう繰り出した。

「車道を横断するおじいちゃん、おばあちゃんの、『自分が渡り切れる』と思って、渡ってる速度が異様に遅い(様子)。だから、そのうち本当に事故になるよっていうのを毎回、思うんです」

 これに対し、出演者は『そうそう』『あるある』と納得顔で相槌を打っていたが、Xにはこんな声が集まった。

《こんな事言っても仕方ないんじゃない。高齢者は横断するなって法は無いし何より高齢者への忠告みたいな言い方が好きになれんな》

高齢者の歩行速度を早める秘策なんかないんだから歩行者側の青信号の時間伸ばすしか対応策ないだろ》

三宅健は、祖父祖母いないの?お年寄りと一緒に行動した経験無いのかな。高齢者がわざとゆっくり歩いてると思ってる?想像力や思いやりなさすぎない?》

 たしかに、車道を渡ることが危険なのは間違いない。だが、高齢者の歩みの遅さをネタにしてしまうことに、違和感を持つ人もいたようだ。いらいらせず、いずれ自分もそうなるということを、肝に銘じるべきだろう。