テルモ4連騰で上場来高値更新、円安効果で25年3月期業績見通しを上方修正
テルモ<4543.T>は4連騰。前日比3.5%高の3085円まで上値を伸ばし、約8カ月ぶりに上場来高値を更新した。7日の取引終了後、25年3月期の連結最終利益(国際会計基準)が前期比17.0%増の1245億円になりそうだと発表。従来予想の1220億円から上方修正し、過去最高益予想を更に上乗せしたことが好感されている。
カテーテルや血液センター向けビジネスが好調に推移していることに加え、為替レートが想定より円安傾向となっていることなどを織り込んだ。同時に発表した24年4~9月期の同利益は前年同期比26.2%増の632億400万円だった。
出所:MINKABU PRESS
カテーテルや血液センター向けビジネスが好調に推移していることに加え、為替レートが想定より円安傾向となっていることなどを織り込んだ。同時に発表した24年4~9月期の同利益は前年同期比26.2%増の632億400万円だった。
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