フジテレビ原田葵アナ「ダイナミックすぎる誤読連発」をテレビマンはこう見た
麻生太郎ばりのインパクト
フジテレビの女性アナウンサー、原田葵(24)。人気アイドルグループ・櫻坂46(旧・欅坂46)の元メンバーであり、在籍時代は“インテリ女王”として名を馳せたこともあった。だが10月28日放送の『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)出演時の誤答がテレビ界で“話題”となっている。
この日、同番組にはNHKやキー局出身のアナウンサー10名が集結。彼らに必須の技能である滑舌テストや難読漢字の書き取りテストなどに挑戦し、「優等生アナウンサーNo.1」を競い合った。
原田アナはフジの先輩・榎並大二郎アナ(39)、また同じくフジの元アナウンサーで現在は報道局社員の阿部知代(61)とともに、同局の代表として登場。渡されたニュース原稿をその場ですぐ読むテストで、やらかした。
「派出所」を「はでしょ」と誤読。「駐在所」(ちゅうざいしょ)を「ちゅうざいじょ」、「加須市」(かぞし)を「かすし」と誤読を連発してしまう。
原田アナのミスはこれに止まらない。
「対等の地位に立つ」ことを意味する慣用句を問う問題で、「○を並べる」のブランク部分を「頭」(正解は「肩」)と回答。
マラソンの元女子日本代表・有森裕子(57)が1996年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得した際の有名なフレーズ「自分で自分を褒めてあげたい」を当てさせる問題では「初めてあきらめなくてよかったー!」と答えるなど、全く良いところなく撃沈していたのだ。
オンエア直後、SNSにはさまざまな声が上がった。
《フジはおバカアナ育成機関ですか?》
《な?コネ入社したからこんな結果になるんだよ》
《しばらく大変かと思うが、 笑顔だけは失わないでね》
《バラエティー的にはいいぞ笑》
社長の前で「なにそつ」
「原田アナは櫻坂46在籍時、その冠番組である『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)の学力テスト企画で優勝しています。その際は各教科20点満点というテストで、英語で19点、数学では満点の20点を獲得するなど、5教科合計で86点を獲得。上位5人による早押しクイズでも強さを発揮し、“インテリ女王”に輝きました。
前身の番組『欅って、書けない?』(同系)でおこなわれた同様の企画に続いて2連覇を達成した形です。その肩書きを武器に、グループ在籍時から『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』『くりぃむクイズ ミラクル9』(いずれもテレビ朝日系)『潜在能力テスト』(フジテレビ系)といったクイズ番組でも活躍していたのですが……」(女子アナウオッチャー)
実は原田アナは、フジ社長の前でも”やらかし”ていた。今年3月、本社屋で行われたイベント「オダイバ恐竜博覧会2024」のオープニングセレモニーで司会を務めた際、台本に書かれてあった「何卒」を「なにそつ」と読み間違え、同席していた港浩一社長(72)が耳打ちする赤面シーンがあった。
だが、テレビマンたちの目線は温かかった。民放バラエティ担当ディレクターはこう言うのだった。
「原田アナは坂道グループとしては、元乃木坂46の日本テレビ・市來玲奈アナ(28)、テレビ朝日・斎藤ちはるアナ(27)に次ぐ3人目の在京キー局アナウンサーです。市來アナ、斎藤アナよりバラエティに出演させられる機会が多く、学力や知識の有無が露呈するリスクがあるのですが、フジはそれを“美味しい”と思っているフシがある。人気が出るなら多少“おバカ”と思われてもいいと考えているのではないか。アイドル時代からのファンはやきもきするかもしれませんが、原田アナは明るく快活な性格ですから、深刻なスキャンダルがない限り、安泰でしょう」
悪名は無名に勝るーーということか。フジの売り出し戦略はひとまず、成功したと言えよう。