インドネシアを警戒した森保監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月15日にインドネシア代表、19日に中国代表と北中米ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表の招集メンバー27人が、7日に発表された。

 その記者会見の場で、森保一監督が、韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシア代表に言及した。

 これを受けて韓国メディア『スポーツ京郷』は「日本代表の森保監督、シン・テヨンにナーバスになる」と題した記事を掲載。「日本代表の森保監督は、帰化選手を大量に入れて、戦力を大幅に強化しているインドネシアに対し、警戒感を示した」と綴り、次のようなコメントを掲載した。

「インドネシアはサッカー文化が熱い国だ。インドネシアにルーツを持つ帰化選手を迎え入れることで代表チームを強化した。彼らのほとんどが欧州でプレーしており、チームは以前よりもずっと強くなっている」
【画像】インドネシア&中国戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 同メディアは、日本の陣容について、「先月のメンバーから大きな変更はなかったが、ストライカーの古橋亨梧(セルティック)が1年ぶりに選出され、DFの橋岡大樹(ルートン)も5か月ぶりに再選出された。27人のうち、欧州組は23人で、Jリーグの選手はわずか4人だ」と報道。こう続けている。

「リストを発表した後、森保監督はインドネシアに対する警戒感を表明した。シン・テヨン監督率いるインドネシアは、2022年から帰化選手を積極的に受け入れ、代表チームの体制を一新した。主にオランダからインドネシア系選手を迎え入れてきた」

 記事は「11月のAマッチリストに載っている27選手のうち、15人が帰化選手だ。そのうち11人が欧州のクラブでプレーしている」と伝えている。

 指揮官の日韓対決にも注目しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部