ランフォーヴァウ

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 「デイリー杯2歳S・G2」(9日、京都)

 騎手時代、メイショウボーラーやレーヴディソールなどでデイリー杯2歳Sを5勝している福永祐一調教師(47)=栗東。開業1年目に調教師としてゆかりのレースに挑戦する。

 送り出すのはランフォーヴァウ。師が今年の千葉サラブレッドセールで探し当てたロードカナロア産駒だ。9月に中山での新馬戦は6着に敗れたが、続く2戦目を京都で快勝。当初は赤松賞(17日・東京)を目標にしていたが、メンバー構成を鑑みてここへ殴り込みをかけてきた。

 福永師は「1週前倒しにしても、悪くない状態で使えます」と仕上がり具合にニッコリ。「前走は抜けてからの脚が良かった。あれなら1F延びてもいい」とマイルでも好勝負を描いている。

 「調教師になっても縁があったらええな」。“ミスターデイリー杯”がトレーナーでも伝統のG2を制すか。