5日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比40.8%減の1071億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同43.9%減の857億円だった。

 個別ではMAXIS米国国債1-3年(為替ヘッジなし) <181A> 、SBI サウジアラビア株式上場投信 <273A> が新高値。上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではグローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> が4.14%高、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> が3.46%高と大幅な上昇。

 一方、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は3.36%安、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> は3.32%安、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> は3.19%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が420円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金582億2600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均975億8900万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が60億9200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が45億3100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が43億1800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が42億2800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が19億5600万円の売買代金となった。

株探ニュース