カナダのある家で行われた改修工事の動画が話題に。古い壁をはがすと意外な光景に驚くことになった(『Connor Nijsse 「Things you find… Part 1」』より)

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海外では、家のリフォームやリノベーションの最中に前住人の置き土産を見つけることも少なくない。カナダ在住の男性もある家を改修していたところ、壁の中に断熱材代わりに使われていた意外なものを発見し、驚いた。アメリカのリノベーション情報マガジン『The Family Handyman』などが紹介した。

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カナダのバンクーバー島で、木工職人として働くコナー・ナイセさん(Connor Nijsse)が10月27日、ある家の改築工事の動画をTikTokに投稿したところ、多くの視聴者の関心を引いた。動画には、家の古い壁をはがすコナーさんの姿が映っており、その壁の中からビニールシートで覆われていた大量のぬいぐるみが現れた。

ぬいぐるみは断熱材代わりに使われていたと見られ、天井までびっしり詰まっていた。断熱材は通常、グラスファイバーや硬質ウレタンフォーム、セルロースファイバーなどが一般的だが、驚くべきことにこの家の壁の一部にはぬいぐるみが使われていた。

しかし、詰め込まれてビニールのシートで壁に固定されたぬいぐるみたちを見て、気の毒に感じた人もいたようで、動画の視聴者からは以下のような声が寄せられた。

「そんな風に詰め込まれて、ぬいぐるみがかわいそう。」
ぬいぐるみがかわいそうだと感じるのは私だけでしょうか? 私は若い頃、ぬいぐるみには感情があると思い、愛して大切にしていました。ごみ箱に捨てられないことを心から願っています。」
「右下の茶色のクマを買いたい。友人が40年もこれと同じものを持っていて、かなり傷んでいて修理しようとしたんだけど、うまくいかなかったの。」

コナーさんは後日、続編の動画をTikTokに投稿しており、その中で壁から取り除かれたぬいぐるみが全てテーブルに並べられていた。その数は「110個」と報告している。

ちなみに、アメリカのリフォーム会社「Findlay Roofing」では、ぬいぐるみを住宅の断熱材として使用することについて、ネズミや害獣が綿や繊維を巣作りに使う可能性があることから「適切ではない」と警告している。

画像は『Connor Nijsse 「Things you find… Part 1」「Part 2 - 110 stuffed animals used as insulation」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)