Photo: 田中宏和

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

災害時の備えに、とりあえず1個は持っておきたい。

わずかな水さえあれば、合計約1週間点灯させることができるLEDライトがあります。電池も火も使わず、発熱することもない上に、10年間の長期保存にも対応できるという「アクモキャンドル」とはどんなアイテムなのか、実際に使ってみました。

ぜひチェックしてみてください。

「アクモキャンドル」おすすめポイント

・2〜3日連続点灯、繰り返しの使用可能で、1週間以上使用できる

・火を使わず、発熱しないので安全

深さ3mmほどの水を張って立てるだけ

「アクモキャンドル」の使い方は、とてもカンタン。水を使った化学反応によって発電する仕組みなので、本体に水を吸わせるだけです。

本体の底から覗くと見えているのは、マグネシウム板、炭素板、銅板と紙の複層材。各層の隙間に水を浸透させる必要があるので、シールの間から水を供給する形になっています。

注意書きの下には、分かりやすく水に漬けるための目印が付けられていますので、非常時でも慌てることはないでしょう。

※ファイルサイズの都合で早送りになっています

目印に合わせ、適当な容器に深さ3mmほどの水を張り、その中に「アクモキャンドル」を立て、しばらく待っているとLEDランプが点灯します。

点灯すれば、すぐに水から上げて大丈夫。そのまま2〜3日はずっと光り続けてくれます。

繰り返し利用が可能ですが、トータルの点灯時間は約1週間。水に浸けても光らなくなれば寿命となります。

ロウソクくらいの明るさ

実際に、照明を消した部屋に置いてみた様子は、上のとおり。ロウソクを灯したくらいの薄明かりなので、非常時の夜間照明には十分。

さすがに読書灯としては心もとないですが、スイッチを持たないので消すことができないということを考えれば、これ以上明るいと逆に使いにくいと思います。

付属のオレンジ色のキャップを被せれば、識別灯のように使うこともできるので、暗闇で何かにぶつからないように目印として灯しつつ、寝るときの眩しさを軽減することもできます。

「アクモキャンドル」おすすめポイント

・2〜3日連続点灯、繰り返しの使用可能で、1週間以上使用できる

・火を使わず、発熱しないので安全

発熱することがないので、うっかり倒しても安全という大きなメリットがある「アクモキャンドル」は、水さえあれば電源も不要という非常用LED照明です。

もともとは、電気が通っていない地域で利用するために開発されたアイテムですが、災害時の備えにもピッタリだと注目されているもの。

ぜひ1〜2個入手して、防災袋に入れておいてほしいと思います。

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Photo: 田中宏和

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