ドミニカ共和国の有望株セサル・アルタグラシア(画像は米誌「ベースボール・アメリカ」のベン・バドラー記者のスクリーンショットより)

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米スポーツ専門局「ESPN」が報道

 米大リーグ・パドレスと口頭契約に合意していたドミニカ共和国の有望株セサル・アルタグラシアに年齢詐称疑惑が浮上した。2日(日本時間3日)、MLB機構の調査により発覚したと米スポーツ専門局「ESPN」が報道。14歳だと主張していたが、実際には19歳だったという。

 ESPNが「情報源:MLBはパドレスと関連する有望株の年齢詐称を発見」と題して報じた。記事によると、パドレスとアルタグラシアは400万ドル(約6億1180万円)+ボーナスで口頭契約に合意。アルタグラシアが16歳の国際フリーエージェント権を得る2027年1月に正式締結される予定だったという。

 提出された書類では14歳だが、実際は19歳だったことがMLBの調査で発覚。契約は撤回されたという。情報源によると、アルタグラシアはサバを読んだ年齢で、2022年のU-12ワールドカップや今夏のU-15パンアメリカ選手権にドミニカ共和国代表として出場していた。

 記事によると、MLBのスポークスマンとパドレスはコメントを控えており、ドミニカ共和国野球連盟も調査に乗り出しているという。

(THE ANSWER編集部)