小倉優子(右)とゆうちゃみ(左)

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 10月27日に投開票が行われた衆議院議員選挙を受けて各局が選挙特番を放送した。TBSは爆笑問題の太田光を3度目の起用、フジテレビは元大阪市長、元大阪府知事で弁護士、タレントの橋下徹氏が出演するなど恒例の並びとなった。テレビ東京の名物であったジャーナリストの池上彰氏は、アメリカ大統領選の取材のため日本におらず出演はなかった。

【写真】20年前、ミニスカ姿で会見会場に現れた小倉優子

ふたりとも完全に“置物”状態

 このほか、各局ともコメンテーターには個性派の並びをそろえたが、ネット上で“場違い”と批判を集めているのが『選挙の日2024』(TBS系)に出演したタレントの小倉優子と『集まれ! 総選挙ライブ』(テレビ東京系)に出演したモデルでタレントのゆうちゃみこと古川優奈だった。

 ネット上では小倉に関して、

小倉優子はなに要員でしょうか?》

《なんで選挙の特番に、小倉優子なんかが出ているんだろう》

《女性議員増やせとか、女性向けの政策をとかやたら騒ぐTBSのくせに、何も考えてないタレント起用すんなよ。シンママとか氷河期貧困女子とか起用するのが筋じゃないのか?》

《もうおうちに帰してあげて》

 といった辛辣な声が並ぶ。

 ゆうちゃみに関しても、

《選挙特番にゆうちゃみ要る?》

《ゆうちゃみを選挙特番に出すの笑う。難しい顔してっけど何もわかってないだろ》

《ゆうちゃみ、選挙特番に出てるけどあからさまに緊張してるな。無理して出んでも》

 と厳しい声が相次いでいる。

 こうした声が相次ぐ理由を放送作家が語る。

「小倉さんは3人の子どもを育てるシングルマザーであり、2023年4月からは白百合女子大学に通う現役の“女子大生”です。さらに財テクを行うなど勉強家の側面がある。

 ゆうちゃみさんもバラエティー番組での受け答えなどで“地頭の良さ”が注目される存在ですので、Z世代のギャル論客として期待されたのでしょうが、どちらも番組ではほとんど発言をせず、完全に“置物”状態でした」

 若い女性の選挙特番での活躍といえば、元乃木坂46の山崎怜奈が7月7日に行われた東京都知事選の開票特番『Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP』(フジテレビ系)で元広島県安芸高田市長の石丸伸二と繰り広げた“ガチ対決”も記憶に新しい。

 今回、小倉とゆうちゃみに求められたのは山崎的なポジションだったのかもしれないが、完全なるキャステキングミスだったかもしれない。