「女子国際親善試合、日本代表4−0韓国代表」(26日、国立競技場)

 10月に就任した女子韓国代表のシン・サンウ監督は、初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 試合開始から日本が主導権を握る展開。粘り強い守りも見せていたが、前半33分に先制を許すと、前半37分までの4分間で計3失点。後半にも1点を奪われての完敗に「やっぱり日本は強いチームだったというのが率直な感想」とシン監督も脱帽だった。

 それでも、カウンターから日本のゴールを脅かすシーンも見られ「選手たちと一緒に練習をして3日しかたっていないが、なかなか良い姿を見せてくれた。敗れたことは選手や国民のみなさんに申し訳ないが、これからいい方向に行くのではと思った」と話した。

 現在の韓国における女子サッカーの現状について「韓国の女子サッカーは厳しい状況にある。またブームを起こすために私が選ばれたのだと思っている。メジャー大会で本戦に進むことを第一の目標に頑張りたいし、そこへ導く自信もある」とした。