マレーシア・日本人死亡のバス事故 運転手を事情聴取へ

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 マレーシアで観光バスとトレーラーが衝突し、日本人の女性1人が死亡、12人がけがをした事故で、現地の警察は近く、バスの運転手を拘束し事情を聴く方針であることが分かりました。

 (西橋拓輝記者報告)

 事故現場から10キロ程離れた場所にある病院では、けがをした人のうち2人の日本人が治療を受けています。

 きのう夜、そしてけさと、今回のツアーを催行していた旅行会社JTBの関係者らがけがをした日本人の方の元を訪れていました。

 日本人の他にバスの運転手もこの病院で入院しています。

 おととい、西部ペラ州で起きた観光バスとトレーラーの衝突事故では、乗っていた73歳の日本人の女性が死亡したほか、日本人10人とバスの運転手ら2人がけがをしました。

 運転手は41歳のマレーシア人の男性で、現地警察は、けがが回復次第、運転手の身柄を拘束したうえで尿や血液の検査を含めて調べるということです。

 そして運転手には過去に交通違反をしたことがあったということで、現地警察は危険な運転、不注意があった可能性もあるとみて事故の原因について詳しく調べる方針です。