24日の米株式市場では、NYダウが前日比140.59ドル安の4万2374.36ドルと4日続落した。個別物色主体の展開となるなか、決算を発表したIBM<IBM>とハネウェル・インターナショナル<HON>が大幅安となったほか、ストライキが継続することとなったボーイング<BA>も売られ、NYダウを押し下げた。一方、テスラ<TSLA>は決算を手掛かりに急騰した。米長期金利の上昇が一服したことはハイテク関連株を下支えする要因となった。

 ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やナイキ<NKE>、コカ・コーラ<KO>も冴えない展開。ニューモント<NEM>が大幅安となった。半面、インテル<INTC>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が堅調推移。UPS<UPS>とサービスナウ<NOW>が株価水準を大きく切り上げ、シードリル<SDRL>とADT<ADT>が急騰した。

 ナスダック総合株価指数は138.831ポイント高の1万8415.486と反発した。エヌビディア<NVDA>がしっかり。テキサスインスツルメンツ<TXN>やマイクロン・テクノロジー<MU>が堅調に推移したほか、ラム・リサーチ<LRCX>とTモバイルUS<TMUS>、ヴァイキング・セラピューティクス<VKTX>が大幅高となった。半面、ブロードコム<AVGO>が売られ、アーム・ホールディングス<ARM>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS