スポニチ

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 中の2位指名・西濃運輸の吉田聖弥は、1位指名を受けた金丸との共闘を誓った。同じ左腕で、同学年。「凄いなと思っていた投手の一人。一緒に入団できるのはうれしいし、負けないように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 伊万里農林(佐賀)から西濃運輸に入社。4年間で「社会人No・1左腕」と呼ばれるまでに成長した。だが故障続きだった昨年は現役引退へと思いは傾いていただけに「本当に苦しい4年間だったので…」と涙を流した。

 最速149キロの直球に加え、「生意気なチェンジアップ」と自ら称する変化球などを操る。ソフトバンクや巨人で活躍した杉内俊哉に幼少期から憧れており、「(自分も)投球術を使って抑えていきたい」と今後を見据えた。