誘導路で不発弾が爆発した問題を受け、宮崎空港で行われた「磁気探査」=16日、宮崎市

 宮崎空港(宮崎市)の誘導路で不発弾が爆発したことを受け、国土交通省が実施した調査で新たに不発弾の可能性がある異物が見つかり、同省宮崎空港事務所は19日、午後10時に確認のため試掘すると明らかにした。異物発見を踏まえ、日航は19日夜から、全日空は20日朝に同空港を発着する便を一部欠航する。

 空港事務所によると、異物は不発弾が2日に爆発したすぐ近くで、16日夜〜17日朝に実施した磁気探査によって深さ1.6メートルの地中に埋まっていることが判明している。異物の幅は約1.3メートル。試掘では周囲の3メートル四方を掘り進める予定。