「言い訳はできない」ロバーツ監督、大谷翔平の“走塁ミス”で「流れがいってしまった」厳しい表情で指摘

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ロバーツ監督は大谷の初回の走塁ミスを指摘した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間10月18日(日本時間19日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打で3試合ぶりのマルチ安打を記録した。

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 しかしチームは6‐12で敗れ、ワールドシリーズ進出決定はこの日はお預けとなった。3勝2敗で本拠地のドジャースタジアムに戻って第6戦に挑むことになる。

 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は、試合後のデーブ・ロバーツ監督の会見の様子を動画で公開。それによると、同監督は大谷の初回の走塁についてコメントしている。

 大谷は初回の第1打席、右前打で出塁して3試合連続安打を決めると、続くムーキー・ベッツも右翼へ二塁打を放って無死二・三塁と絶好の先制点のチャンスを迎えた。

 メッツ守備陣は二遊間を後ろに下げており、ここでテオスカー・ヘルナンデスは遊ゴロを放ったが、三塁走者の大谷は本塁に向かわずに三塁にとどまってしまった。

 指揮官は「打球は二遊間に転がったわけだから、ショウヘイは(本塁に)行かなくてはならないことはわかっていたはずだ。でも、(三塁に)とどまってしまった。言い訳はできない」と、厳しい表情で振り返った。
 
 最低1点でも入れられたケースで無得点に終わり「彼らの方にある程度流れがいってしまったと思う」と続けた。
 
 短期決戦はひとつのミスで流れが変わることがある。ドジャースの方がまだ優位とはいえ、残り2戦。あと1勝に集中して、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出を決めたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]