10月11日、都内の閑静な一角にある結婚式場には、芸能関係者が詰めかけていた。開かれていたのは、タレント・朝日奈央の結婚式と披露宴だった。

　朝日は2022年8月、一般男性との結婚を発表していた。2年越しにようやく開いた祝宴とあって、ふだん多忙な芸能人も多く参加していたという。

「かつて、アイドルグループ『アイドリング!!!』の同僚だった菊地亜美さんが参列し、その様子をInstagramにアップするなどして、ネットニュースなどで話題になっていました。ほかにも、河北麻友子さん、堀田茜さんなども参列していました。ただ、いちばん驚いたのは“彼女”がいたことです」（出席者）

　人生の大きなイベントであろう結婚式。花嫁としてはいつまでも残しておきたいであろう「ドレス姿」だが、朝日は翌日にInstagramのストーリーズで、結婚式の様子をアップしたものの、普通の投稿にはアップしていない。それは彼女なりの“配慮”だったのかもしれない。

　前出の出席者が続ける。

「じつは、青山テルマさんと談笑しながら、フワちゃんが式場に入ってきたんですよ。さすがに『えっ!』と思いましたね」

　フワちゃんはご存じのとおり、お笑い芸人・やす子への不適切な暴言によって、8月11日から芸能活動を休止している。

「まず驚いたのは、テレビの印象とは違う大人っぽい衣装だったこと。黒のドレスにパールのネックレスで、派手さは感じませんでした。それよりもびっくりしたのは、自転車で式場に来ていたことです。青山さんと話し出すまでは、式場のスタッフかと思っていました（笑）」

　披露宴は夕方には終わり、大勢の参列客が式場の外に姿を見せた。そんななか、フワちゃんはドレスの上にコートを羽織った状態で、いわゆる「ママチャリ」にまたがる。そして一生懸命、ペダルをこぎ出すと“爆速”で帰途についたのだった。

　周囲がタクシーや迎えの車で帰宅していくなか、ひとり、自転車という交通手段を選んだのは、やはり懐事情が関係しているのかもしれないと、芸能記者が話す。

「フワちゃんは、暴言騒動前に『Google Pixel』のCMに出演していましたが、騒動を受け、Googleは『他者を尊重しない行為に関しては厳格なポリシーを有しています』との声明を発表し、CM動画を非公開にしました。

　レギュラー番組もなくなり、YouTubeなどのインターネットでの活動もいっさいおこなっていません。もし相応の違約金などが発生していれば、金銭的に困窮していてもおかしくありません」

　10月17日には「FRIDAYデジタル」が、フワちゃんが個人事務所として使用していた都内マンションの賃貸契約を解除し、格安レンタルスペースに事務所の住所を移したことを報じている。

　ママチャリでの挙式参加といい、コスト削減中なのは間違いなさそうだ。